本日の一品

いつもの”アリエクスプレス”で超薄型の【サバイバル笛】を買った

180dBの緊急笛”サバイバルホイッスル”をAliExpressで買った……180dBはあり得ないがコンパクトでなかなか使い勝手は良さそうだ

 毎年1回必ずやってくる9月1日の防災の日にはさまざまな防災グッズがネット上の広告ページを賑わし同時に様々な新商品が発売される。

 残念ながらこの防災ウィークを過ぎてしまうと防災の日の起源となった遠い昔の関東大震災も1995年の阪神・淡路大震災も2011年春の東日本大震災も多くの人が忘れてしまう。考え方によっては人は忘れる動物だからこそ何万年も繰り返し生きながらえているのかもしれない。

 そんな防災商品のひとつに古来からある「笛」がある。ご存じのように笛は人が自分の息を吹き込むことでその気流によって音を出すデバイスのひとつだ。外観デザインに凝った玩具もあれば楽器や合図に使うツール、警報などの役割を果す重要なモノもある。

サバイバルや被災時対応用の笛は国内外でも極めて一般的な道具だ

 今回注目したいのは合図に使うツールや警報としての笛の存在だ。神戸・淡路を中心とした阪神大震災では多くの人が建物の下敷きになり救助する側の人から見えなくなってしまう状態が起こってしまった。

 そんな大声を出して助けを求めることが出来ない状況でも少しの呼気で合図を送れる警報ツールの代表が笛だ。映画”タイタニック”でケイト・ウィンスレット扮するローズが凍てつく海の中で吹き続け助けを求めたのはたった1本の笛だった。

 これらのライフセーバーツールは一般的に防災ホイッスルとか救急笛とか言う名称で呼ばれることが多い。その多くはアウトドア用品の売り場で売られているようだ。

 ただ国内の災害時に必要な防災グッズなどのランキングにはまず水、食料品、今的な充電器、貴重品、携帯トイレ、防災ラジオ、懐中電灯、救急セット等が登場するが意外と笛の登場するリストは少ない感じがしている。

 海外の災害情報やアウトドア関連の情報とは多少ズレがあるように感じる。防災グッズも自宅に常備しておくと便利なモノと日常出歩いている時に大事なモノではその持ち物は異なるだろう。台風やその影響で起こる水害は予想がつくが地震や火災はほぼ予知不可能と考えても良い災害だ。

筆者が愛用している120dB出るというStormの黒い大型の笛と家族が愛用している少し小振りなWind Storm笛
大きさも出っ張り具合もだいぶん違う2本のStorm笛。黒い方は22g(鉛筆3本分ほどの重さがある)

 笛の価値を高く評価するビビりの筆者は以前から日常使いの鞄の中には常時大音量の出る笛を鞄の中のキーフックに取り付けている。

 つい先日まで付けてたのは以前このコラムでもご紹介した120dBの大音量が出るというSTORM(ストーム)の大きなブラックモデルだ。そして家族はWIND STORMという小振りなモデルを常時携帯している。

 ストームの笛は別に自然災害の危機だけへの対応とは限らない。都市部の夜間のトラブルや身の危険を周囲に広く知らせるにも十分な音量を持っている。就学児童なら通学時のあらゆる場所で存在発信のツールにもなるだろう。

 実際に2台のストームは外観サイズに差があるようにその音量音程にも微妙な差があり、筆者が使用している大きな黒いストームは自重が22gでそこそこの体積がある。加えて唇で咥えて吹く部分の四角い口径も大きく大人の男性なら問題ないが女性や子供では無理があるかもしれない。

 以前からそんなことを考えていたところ最近よく買い物をするアリエクスプレスで超薄くてコンパクトな「SURVIVAL WHISTLE」(サバイバルホイッスル)を見つけて速攻で購入してみた。筆者が購入したのはミリタリー系の濃いオリーブカラーだが多くのカラーラインアップが用意されている。

今回、筆者はAliExpressで1本110円で買った超お安いサバイバルホイッスル
外形寸法は長さ70㎜幅27㎜厚さ8㎜ほど、重さは実測でたったの7gと極めてコンパクト&軽量だ

 外形サイズは実測で長さ70㎜、幅27㎜、厚さ8㎜。重さは実測でたったの7gと鉛筆1本程度の重さだ。

 音圧計を使用して測定したわけでは無いが実際に黒いストームと赤い小振りなストーム、今回ご紹介するサバイバルホイッスルの3本を何度か家族の手助けを借りて吹き比べ聞き比べて見た所、最も大きく聞こえたのは120dBという大きな黒いストームだった。

 前宣伝では180dBを超えるといった異常なハイスペックが目立つサバイバルホイッスルだったが実際に吹いてみると商品提供者側との測定環境の差なのかその音量は残念ながら120dBのストームより小さく聞こえた。基本、デジタルな測定値より人の耳での聴こえ方の方が重要であること間違いない。

  今回のサバイバルホイッスルも目の前で吹かれると強烈な音量で耐え難い。ただ音の飛距離は近くでは分からない。

 最大のアドバンテージは小さいとはいえそれなりの音量でなによりたった7gと超軽くて、薄くて、超コンパクトなことだ。そして唇に当てて吹く口もスリムで子供でも咥え易い。日常常に持ち歩くツールは軽くてコンパクトなモノに限るのだ。

 サイズのイメージとしては以前このコラムでもご紹介したアクリルのDIY万年カレンダーサイズ+だ。

殆どアクリル製の万年カレンダーキーホルダーサイズ

 普段の通勤や通学、街歩きの時にも最低限常時携帯したいサバイバルホイッスルだが、出来れば暗闇でも書けるライト付きペンや、ボタンを押すだけで音声で現在時刻を聞くことが出来るトーキング Watch等と一緒ならより心強い。

小さなメモや暗闇でも書けるライト付きボールペン、トーキングウオッチ等と一緒に活用したい
薄型やコンパクトなモバイルバッテリーもサバイバルホイッスルの良き相棒だ
ミニマルを狙うなら常用鞄の持ち手に付けるだけ

 持ち歩きアイテムに余裕があるなら現代では緊急時の必携品である3000~5000mAhクラスのモバイルバッテリーが良いだろう。

 ミニマルな持ち歩きスタイルなら常用している鞄の持ち手に最悪の場合は引きちぎることも可能な付属のボールチェーンで取り付けておくことだ。サバイバルホイッスルはたった110円(送料込み222円)で買えるもしもの場合に貴方を助けてくれるたった7gの道具だ。

商品購入価格
サバイバルホイッスルAliExpress110円(送料112円)